
悩み:高配当株は配当という不労所得が得られる夢があります。世の中にも株といえば高配当という本も多く、配当金は手元に入る現金ですし、特に株価暴落時には心強いと思います。高配当株は賛否両論でポートフォリオに高配当株を入れるべきかずいぶん悩みました。
結論として、資産形成期において高配当株は持たない、ことにしました。
理由は以下です。
- 配当金にその都度税金がかかるので、配当金を再投資する際に効率が悪いこと。
- 高配当株は成熟産業(エネルギー、医薬、ヘルスケア)が多く、投資先が偏ってしまい、時代のトレンド(AIや半導体など)を取りこぼす可能性があること。
一般的な答えとしては、
「収入(現金キャッシュ)が欲しい人は高配当株を、資産形成したい人は成長株(配当が少ないグロース株)」と考えが主流だと思います。
しかしながら、米国の著名なジェレミー・シーゲル教授は、著書『株式投資の未来』にて、高配当銘柄への再投資が長期的に市場平均を上回る最も確実な手法の一つであると過去の膨大なデータを用いて解説しています(投資先として老舗のエネルギー企業は新興のIT企業よりリターンがよかった、という話など)。この著書はとても興味深く影響をうけたので、個人的には高配当株への夢は捨てきれないです。
余談として、会社員として働いている人だとよくわかると思うのですが、新しい新規事業やビジネスはそう簡単ではなく、その時のトレンドの企業が「うたかたのように」出現と消失を繰り返しています(株価のトレンドも同じ)。一方、オワコン産業と言われている昔からある巨大企業(エネルギー、医薬、ヘルスケア、素材など)は体力もあってそう簡単には潰れません。こういった企業は配当金も安定しているので、コツコツと配当金を積み上げれば、その時のトレンドの企業(割高な株価であることが多い)と比較して、最終的なリターンは大きくなる可能性は間違ってないような気がします。
将来は不確定なものであるので、分散という意味で一定割合は高配当をポートフォリオにいれるというのはありと思います。
資産形成期が終わり、資産を守る・取り崩す(収入が必要)というフェーズになると、高配当を考えるのがよい気がします。暴落時に高配当を買っておくなどもありでしょう。


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