会社の持ち株会は入るべきか?

悩み:会社の持ち株会って奨励金とか出るから入ったほうがいい?それとも、手続きも面倒だしリスク分散にならないのでは?との疑問もある。どっちがいいのでしょうか?

私の結論としては、会社の持ち株会はやめたほうがいい、と思います。

理由は以下です。

  • 資産のリスク分散にならない(給与という収入源と同じ場所に集中投資になる)
  • 流動性が低い(すぐに売却できない、売却の手続きが煩雑)
  • 持ち株の積立より株式のインデックスファンドのほうがリターンの再現性が高い

私は持ち株会で大きな損失を出しています(数十万円程度の損失じゃききません。。)

私のしくじり話です。

会社に入った当初は諸先輩方々から、奨励金出るし絶対に入ったほうがいいと言われ、あまり深く考えずに持ち株会に入りました。積立をずっと続けていたのですが突然経営危機になって会社の株価が暴落しました。この時に、買い増すことができればいいのですが、それすらできませんでした。理由は、インサイダー取引のため会社の特定情報を知りうる部署の関係者は売買禁止だったからです。株価が回復して売却しようともそれすらできずでした。これにはとてもフラストレーションが溜まりました。

さらに、よく調べると、売買許可をとるのに会社のいろんな部署の承認がいるため、売却申請しても数週間から数か月かかることが分かりました。高値になってタイミングよく売れないのです。こんなことを知らなかったのは自己責任だと思いますが。

一方、夢のある話も事実だと思います。

他の会社ではコツコツと積み上げて株価が暴騰(いわゆるテンバガー)になり数億円の利益が出たという話も聞きました。また、ベンチャー系の小さな会社だとストックオプションのような形で株価の利益をねらうのも現実としてあるでしょう。

しかしながら、夢ばかり追ってはいけません。投資で大事なのはボラティリティを最大限まで下げて安定的なリターン(リターンを最大化で大勝利するのではなく)を出すことです。やるべきことは、リスクコントロールです。

持ち株の積立てより株式のインデックスファンドにコツコツ積み立てたほうが、得られるリターンの再現性は高いです。そして、資産売却や管理のしやすさがあります。

最後に、エンロン事件という粉飾決済の話があります。「老後のための貯えをエンロンの株式だけに投資していた従業員たちは単に仕事をなくしただけでなく、老後の貯えもすべて水泡に帰してしまった」という話です。この話は分散投資でよく出てきます。

会社員のみなさんどうされてるのでしょうか。

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