
悩み:円安すぎて、外国株を買うのが怖い。
「今買ったら、あとで円高になって損するのでは?」と思ってしまう。実際、私はかなり悩みました。
結論として、長期の株式投資前提なら、為替リスクは気にしない、ことにしました。
もちろん、為替が読めるのなら、円高かつ株安時に一括投資するのが理想です。
ただし、なかなかそういう機会はきません。立ち止まっている機会損失のほうが大きいです。
為替リスクはずっと頭の中でモヤモヤしていたところ以下の文章で霧が晴れました。
高名な米国経済学者のシーゲル教授の言葉です。
シーゲル教授は基本的にどの国の人も国際分散投資を推奨しており、国際投資を避けたる原因の一つとして、「為替変動にまつわる追加リスク」を挙げており、
こう述べています:
「・・・短期的な影響は別にして、きわめて確実なデータからみて、外国株のリターンは長期的には為替変動を相殺することが分かっている。長期的に見れば、為替レートの動きを決めるのは2国間のインフレの格差であり、そして株式のリターンはこのインフレ格差の影響を相殺する方向に向かうからだ。」(株式投資の未来、ジェレミー・シーゲルより)
平たくいうと、為替は長期では行き来を繰り返す一方(レンジ相場のようなもの)、株式は資本主義の成長とともに上昇してきた。だから、為替変動を恐れて投資しないより、長期で株式を持ち続けるほうが合理的、ということだと思います。短期的な期間(4年、5年)だと株式のリターンが為替変動に食いつぶされて株式が振るわない冬の期間はあるようです(「人は歴史上のデータよりも恐怖に動かされる」とシーゲル教授がいうように、この短期でも人は耐えられないことが多いのでしょう)。
為替や金利の本は読みましたが、経済学が専門でないと難しい本が多い印象でした。
少し勉強したことをメモとして残しておきます。
- 為替は、①2国間の金利差、②通貨の需給で決まる、という説明が主流。
- ①と②にその他の経済情勢を考慮して有識者がストーリーを語る。
毎年、いろんな経済情勢を踏まえて今後は円安だ!円高だ!と有識者がこぞって予想を立てます。個人的にはドル需要がとても高い(日本はじめ世界のITインフラなどは米国企業の一人勝ち)ので、なかなか1ドル=70円台には戻らない気がします。一方、理論派の経済学者はマネタリーベース(日銀が供給する資金)で決まるので計算しやすくて1ドル=100円~110円との予測もあります。
まとめると、為替は読めない。だからこそ、為替を予想して投資を止めるより、長期で株式市場に居続けるほうを選ぶ。と理解しておこうと思います。


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